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春のワイン会 ~講習会編~

先日6月19日、第2回春のワイン会を無事開催することが出来ました。

秋と併せますと3回目となるワイン会
私たちも多少慣れてきたこともあり、今回はタキモトワインアドバイザー様に相談しながら、自分たちでメニュー構成ワインメニュー構成をさせて頂きました。

途中女将さんの怪我もあり、メニュー変更に変更を重ねるなど、ぎりぎりまで用意がかかりましたが、何とか当日に間に合いました。
娘のデザートはワインとのマリアージュに悩み前日の夜中までかかったそうです
女将さんと娘の渾身のマリアージュが期待できそうです。


ワイン会10

まずは恒例のテイスティングをしながらの講習会

ワイン会11

メルシャン株式会社のシニアワインアドバイザー様、志賀高原ワインの企画から参加していらしたアドバイザー様2名が講習をしてくださいます。

どうして、メルシャン?と思う方もいらっしゃると思いますが、
志賀高原の麓山ノ内町の古くからの造酒屋である玉村酒造さんが手がける志賀高原ワインは、国産ワインのプロであるメルシャンさんの協力を得てヴィンテージワインを造っています。
タキモトは、昔からここの酒造さんのお酒を置いていますから志賀高原ワインも扱っています。
そのワインを一番良く知っていらっしゃるのがメルシャンのアドバイザー様なので、そのご縁からワイン会当初からご協力いただくようになりました。

今回のテイスティングは
Chateau Mercianの勝沼甲州
DURTHEのヌメロ・アン
<志賀高原ワインの北信シャルドネ
CONCHA Y TOROのカッシェロ デル ディアブロ
カベルネソーヴィニヨン

その他に
志賀高原メルロー
2000,01,03,04,05,06,07が並び
その仲から、
05,06,07のバーティカルテイスティングが加わり
ワインの楽しみ方、
今回使用する国内外のワインのテイスティングに加え
ヴィンテージワインの楽しみ方と志賀高原ワインの
歴史まで解る、昨年よりグレードアップした内容
となり、昨年同様今年も玉村本店さんより店員さんが
駆けつけてくださいました。
皆さん楽しく時には真剣にお話を聞き、テイスティング
されていました。
志賀高原ワインの歴史のお話の際には、ヴィンテージ
になる以前のいわゆる「お土産ワイン」も登場
味はどうでもよく、お土産という意味合いが強かった
時代を反映したようなワインから本格的な国産ワイン
になっていくお話が聞け
更に、国産・県産の葡萄の優秀さが世界に認められて
いるというお話も聞け
とても和気藹々楽しい講習会となりました


ワイン会3

ワイン会6

ワイン会9
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綿帽子

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志賀高原もようやく山全体が芽吹きました。
景色も2ヶ月前までの白銀から新緑になり、毎日草木の香りが気持ちよいです。

今、志賀高原では綿毛が方々で舞っています
たんぽぽ、フキノトウ、柳、などの種が綿毛と一緒に飛び散っているからなのですが、毎日白いものがフワフワと舞っている様はとても幻想的ですね。
我が家のテラス前にも柳があります
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綿の木のように綿帽子がポンポンついていていて可愛らしいですよ。
ただ、綿毛が凄いので、テラスでのお食事が無理なのが残念
こんな現象も大自然ならではですね。
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竹の子

やっと梅雨入りしましたね
志賀高原では例年より遅い、竹の子シーズンになりました


今年は雨が少ないのと寒かったのとで初物は硬いです
先の方しか食べられません
どんな作物もですが、今年は不作ですね

さて、採ってきた竹の子はその日のうちに皮むきして節落とします
その際に大活躍するのがこの
竹の子カッター
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竹の子の皮を剥き易いように一本切れ目を入れるのですが
今までは包丁で入れていました、このカッターが発明されてから
作業がスピードアップします
たけのこむき

この時期になると日曜工務店などに大量に並びます
たけのこむきき

スーパーに鯖の缶詰が山積みになるのと同じ
北信濃の名物です
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ホームページをリニューアルしました

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
このたび、ホテルタキモトはホームページをリニューアルいたしました。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

尚、6月以前の「タキモトからの手紙は」こちらからご覧頂けます。
http://blogs.yahoo.co.jp/masaru9040
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自家製りんごジュース

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タキモトでは約10年ほど前から自家製リンゴジュースをホテルでお出ししています。
親戚が果樹農家をしており、そこの林檎シーズンの規格外林檎を使ってジュース搾りをしています。毎年一升瓶150本から200本を作業所が借りられる3時間の間に手作業で作っていきます。

信州中野というところに農産加工所があり、そこではいろいろな農産物加工品が、機械ではなく手作業で作られています。農家の方々が、ジュースやジャムをここで作っています。毎年リンゴが終わる12月の10日前後にジュース搾りをします。秋から今にかけていろいろな品種の林檎が混ざるので、甘過ぎずすっぱすぎない、程よいリンゴジュースが出来上がります。

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1|持ってきた林檎を大きな洗浄機で洗っていきます、ここで虫食いなどを切り落としたり跳ねていきます。同時に、瓶を煮沸消毒するために大きな煮沸機械に入れていきます、これは一度に50本煮沸でき、2台ありますから100本消毒できます。
2|洗った林檎は、これも大きなジューサーにかけていきます。ジューサーなのでこの段階の林檎はすりおろしりんご状態です。
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3|さらに、木綿の布で手搾りで濾していきます。手で搾りきれない搾りかすと、ジューサーで出たかすを集めて更に万力で搾っていきます。
4|搾ったジュースを大きい鍋で90度まで煮て、灰汁を取ります。入る添加物は色止めのビタミンCのみ。ビタミンCしか入れませんから販売することは出来ません。販売するには、様々な添加物を入れて保健所さんの許可を取らないとできないのです。なので、売ってほしいと言われても売ることができないのです。
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5|瓶詰め作業です。熱いリンゴジュースですから、気を抜くと大やけどをしてしまいます。皆慎重に大急ぎで詰めて行きます。瓶の口いっぱいまでジュースを入れ、栓をしたら完成。いっぱいまで入れるのは、菌が繁殖してしまうからです。

栓をした瓶を洗ってケースに戻しトラックに積み込み作業完了!
ぜひご賞味くださいね!